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Python初心者の勉強方法
プログラミング初心者が仮想通貨の自動売買botを作成しようとする時、まずはプログラミング言語を勉強すると思います。
私も自動売買botを作成したくてプログラミング言語の勉強を始めました。
その経験を踏まえて、ズブの素人が自動売買botを作りたいときにどのように勉強するのが良いのかを自分の感じたことを踏まえて述べたいと思います。
プログラミング言語はPythonです。
今も素人の域を抜けてませんが、自動売買botを作成・稼働させ、先月20万円程度の利益を上げることができました。
どこまで学ぶかというのは作成したいbotのタイプによりますが、botの取引スピードとPythonの習得内容の難易度は比例すると思います。
私のように日足・時間足を読んで週に数回取引する程度のゆったりしたbot作成なら、関数・for文・pandas・numpy・API周辺・エラー処理あたりを学べば作成できちゃうと思います。
例外はありますが個人的に感じた勉強のポイントは次の通り。
ポイント
- 初心者向けのPythonの参考書を1冊は購入
- ryotaさんのブログを大いに参考にする
- プログラミングスクールには通わない
- 作成したいbotに近いものをnoteで購入する
以降は挙げたポイントについて少し具体化していきます。
初心者向けのPythonの参考書を1冊は購入
さすがにネットの情報だけで完結させようとする人は少数派だと思いますが、1冊は手元に置いておきたい。
ネットの情報だけだと初学者のうちは何を学べばいいのか範囲すら分からないと思うので、体系的に学ぶ上でもあった方が良い。
何でもいいんですが、私が述べたようなbotであれば、pandasやnumpyのこと、外部との接続方法にも多少触れたものが望ましいと思います。
結局私はpandas単体を解説した本も追加購入しました。
pandas
任意のデータを表形式のイメージでまとめてくれるPythonのデータ解析用のライブラリ。例えば1時間足の終値・始値・安値・高値を取得したときに、縦軸に○月○日○時、横軸に終値・始値・安値・高値を配置してくれる感じです。テクニカル分析を実装するときに、使いたいデータへのアクセスが容易になりますし、かつpandasに標準で実装されている計算によってテクニカル分析そのものが容易に実現できるので、必須のライブラリです。
ryotaさんのブログを大いに参考にする
で、何から手を付けるかですが、一番のおススメは最初に下のブログを読むこと(笑
というか自動売買botの作成が完了する最後まで参考にすること(笑
他人任せですが、本当によくまとまっていて、自動売買botを構築する最後まで私自身がずっと参考にしてました。
大感謝。
この方のブログが無ければ道のりがわからず、途中で放り出していたと思います。
このブログには、自動売買botを作成するまでの道のりがPythonの初心者・数学が苦手な人でも理解できるようわかりやすく具体的に書かれています。
自動売買botを作成するまでの道のりを具体的に把握してからPythonの勉強を始めることが大切だと思います。
いきなり書籍を読み込むことから始まると、情報の取捨選択ができず、自動売買botには不要なことまで学ぶことになってしまい、学習効率が上がりません。
その意味で、上のブログは超貴重。
1冊初心者向けのPythonの教本を購入して、ブログを一読することから始めましょう。
プログラミングスクールには通わない
プログラミングスクールの受講は目的によりけりですが、次の理由から私個人としてはおススメしません。
- 目的が合っていない
- 自動売買botを作りたいだけの場合の費用対効果が疑問
私も一時期プログラミングスクールでPythonを体系的に学べたらという思いから、いろんなところのカウンセリングを受けてみたりしました。
が、結論としてスクールの受講は不要だと思いました。
そもそもプログラミングスクールで自動売買botを目的としたコースは、私が確認した限りでは無いです。
なので、自動売買botの作成目的だと、寄り道が多すぎると思います。
また、スクールはかなり高額で数十万~100万円程度の費用が掛かります。
運用額が○億円くらいあるなら、1回の取引で充分稼げるので、問題にならないかもしれませんが、私のようにせいぜい100万円くらいの運用額だと1回の自動売買botの取引で得られる利益はレバレッジ2倍のもとでは最大でも10万円くらい。
当然勝ち続けることも勝ち幅も一定ではないので、受講しながらbotを作成して運用して・・・ってやって1~2年くらいで受講費用を取り返せたら、すごいbotを作成したなというレベルです。
もっと掛かってもおかしくない。
一方で、プログラミングスクールのメリットは学習のフォローにあると思います。
学習していて疑問点があれば先生方に質問してすぐに解決することができます。
例えば侍エンジニアには、質問-回答の掲示板があり、授業と関係のないことでもなんでも質問できる状況が整えられていて、回答のスピードも速いです。
botの中でも高速botを作成したい場合は、学習フォローを期待してスクール受講を検討してもいいかもしれませんね。
それくらい高速botの作成は学習内容が半端なく広がると思います。
それこそサーバ知識や、同じ目的でもいかに効率の良いコードを書けるか等、学習幅や改善の余地がいくらでも出てきます。
いちいち自己解決を目指していたらお墓に入る時間になってしまいます。
よって、結論としては、
ゆったりしたbotの作成が目的で、かつ他にPython知識を応用することを考えないのであればスクールは不要。
高速botの作成が目的で、それ以外にも応用の効くPython知識を習得したいのであればスクールも選択肢に入れる。
ということになると思います。
作成したいbotに近いものをnoteで購入する
これは意外と役に立ったのでおススメ。
あくまで自分のbotの参考として買うので、そのnoteで稼ごうとするのはおススメしません。
私が実際に合計15万円くらい払ったうえでの結論です(笑
結局、購入したnoteのbotそのもので稼ごうと思ったときに、そのまま動かして稼げるケースはほぼ無いです。
1から作るのが面倒だから、という理由で買うのは有り。
ただ、これは内容を全て理解できて、かつ自分でアレンジできる能力が無いと意味がありません。
その能力がないのに買うと、結局工夫もできない、保守もできない、となってしまいます。
私のように。
なので、次の点を重視するのが良いと思います。
ポイント
- フォロワーが多いなど、比較的評価の高そうな人のnote
- なるべく安価なnote
- 自分が採用したい戦略や組み込みたいロジックに近いbotに関するnote
ここらへんを1つくらい買ってみると、生きた教科書のようで凄く参考になったりします。
ただし騙しもあるので、いちかばちか感があり、金銭的に余裕がなければ優先度は低いです。
まとめ
つまるところ
- Python初心者がbotを作りたければ、日足・時間足を読むトレンドフォロー型を目指しましょう。
- 勉強のとっかかりとしては書籍を片手にryotaさんのブログを読み込みましょう。
- 余裕があればnoteを購入して、参考になる部分を自分のbotに取り込んでみましょう。
- スクールには通わずネット検索でガチャガチャ頑張ればいけます。
ということが言いたかった!
以上!