こちらは入金早々にお金を溶かしているXMトレード。
先週の反省は、かなり部分的な分析を基にしたトレードをしてしまったこと。
なのでGOLDもBTC同様、週の分析をしっかり行い、そこからそれるトレードは諦めます。
■相場観レポート
○週足
先々週が陽線だったところを、先週はショート打ったので、そりゃ負けるわな、という展開に。
環境認識としては、全ての足で上昇トレンドだとは思っています。
ただ、$1,670.88は週足の押し安値の見ていたんですが、これを一時的に割ってきてはいて、回帰したので、ダウ理論的には未だ下落に転じていないけれど、ちょっと怪しい上昇トレンドの継続だよね、という感覚を持っています。
この上昇の高値が$2,070の高値を更新できずに、どこかで下落して、再度$1,670.88を割るような展開がくると、GOLDは長期的な下落トレンドに入る可能性があると思います。
高値を更新できずに、弾き返される可能性のあるポイントは２つあると思っていて、１つは現在の価格付近にある$1,807.93と、もう１つ上の$1,879.45。
これら２つは週足レベルで認識できる戻り高値のポイントですので、ここらで頭打ちになり、一時的に割った週足の押し安値は長期的な下落トレンド開始の初動だった、ということになる可能性があると思っています。
フィボ的にいっても、2022/4/18週～9/26週の下落を１派と捉えると、0.5くらいの戻り高値を付けているので、現在が２派のレンジと見立てて、今後３派に繋がっていく可能性もあると考えます。
チャートパターン的にもダブルトップの形成可能性があります。
ただ、仮に近々で0.5で頭打ちにあったとして、１派の下落に5ヶ月程度かけていることを考えると、2派のレンジもそうそう短期間で終わるわけがないので、実トレードにおいては、そういう相場観の可能性があるかな、くらいに留めておこうと思います。
こんな時間軸でトレードしてたら干からびてしまう。
少なくとも今週はコマ足陰線で確定しており、上にも下にもいける状況であるが、週の後半で買い上げられたことを考えると、来週早々は上昇圧力の強い始まりになりそうかな、という印象。
○日足
日足では、未だ個人的に意識される週の戻り高値に届いておらず、更に上髭はあるものの、陽線の実体線で引けているので、上昇継続の可能性が高いと見ています。
一方で、11月の下旬以降、ろくな押し目を作ってくれず、ダラダラと上がってきている相場で、ちょっとロングを打ちにくい。
週足との兼ね合いで難しいのが、日足では上昇効率的でエリオット的に上昇１派を形成した、もしくはしている可能性があると思っています。
即ち、週足を踏まえた半年～年レベルの超長期では売りたい相場、日足を踏まえた１～２か月の長期目線では買いたい相場、しかし目先は押し目がなくて買えない、というのが現状かな、と分析しました。
ちょっと週足と日足を見るだけでは難しいかな、というのが所感だったので、下位足に目を向けます。
○４時間足
日足でも認識できるんですが、現在４時間足は上昇ウェッジにそって動いているかな、という印象。
結論として、個人的には来週は全体としては下落に傾き、日足レベルで調整を入れてくるかな、と思っているんですが、その根拠をウェッジ内のパワーバランスの変化に求めました。
ここまで戻してくること自体が予想外ではありますが、12/5に一気に下落効率が上がっています。
それに対して、12/5以降はダラダラと押し目もつけず上げてくる相場で、上昇と下落のパワーバランスに変化が生じたな、と見ています。
このことから、週足レベルで意識される戻り高値の$1,807.93に到達した際には、一気に効率的な下落が顕現し、ウェッジを下抜けしてくるんじゃないかと見ています。
ただ、それは日足レベルに置き換えると、２派の戻りに過ぎないので、意識される押し安値では再び買われる展開を予想します。
以上、まとめると、GOLDは凄く複雑な値動きを予想しました。
すなわち週足では下落２派、日足では上昇２派、４時間足レベルでは下落効率性高、という感じ。
これを踏まえ、値動きは下図の青太字のような推移を予想。
来週早々外れたらおもろいな。
ですので、来週のトレード戦略としてはショートを狙いたい。
それは４時間足レベルで$1,807.93をついた後、上髭化して陰線実体をつけてくるようなプライスアクションを見せたらショートエントリ。
そうでなく売れない感じなら様子見。
逆に上昇ウェッジを上抜けしていくようならシナリオを再構築しますが、日足レベルでウェッジ上限のレジサポ転換を確認してくるようならロングにシナリオ変更します。
GOLD難しいね。