HunnyFinanceが長文をtwitterに投稿していた。
何かイヤなことの報告かと思いましたが、ポジティブなもの。
Dear Hunnies,
Keeping to our promise, here’s the announcement you guys have been waiting for! Before we get into details, what a ride it has been! From our first little milestones such as launching the lottery and the first version of HunnyPoker to introducing...
— Hunny Finance 🍯 (@HunnyFinance) November 17, 2021
要は、
という発表でした。
これを受けてか、ようやくHUNNYは連日の下落から、気持ち上昇。
当記事では、HunnyDAOが何か、ということを書いてみました!
目次
HunnyDAOとは何か
HunnyDAOは、yield aggregatorを志向します。
つまりLPトークン等の預入れを受け入れて、最適な運用を提供してくれるものです。
これまでも一応そうじゃん、という個人的な思いはありますが、
HunnyDAOの新しい特徴は以下2つです。
- HunnyLOVEトークンの発行
- 割引債の仕組みの導入
以下、それぞれどんな仕組みなのかを紹介します。
LOVEトークン
HunnyDAOのローンチに伴い、Hunny LOVE(以下LOVE)という第2トークンが新たに発行されます。
LOVEは、Hunny Financeが保持する複数の分散型取引所トークンバスケット(BNB、BUSD、HUNNY)にペグされて価値が裏付けられたトークンです。
ペグされた、というのは後述の割引債の仕組みをご覧いただければイメージが付くと思いますが、要はHunny Financeが価格を裏支えする仕組みを講じるために、より価格の安定性が増したトークンと言えます。
このLOVEを用いてのステークが、HunnyDAOと共に開始される特徴の1つです。
当ステークについては、数多あるものと何ら変わりが無いと理解しておりますが、一応仕組みとしてはLOVEを預け入れると同量のKISSが得られ、アンステーク時にKISSと引き換えに同量のLOVEが戻ってくるようです。
1回KISSを挟む理由は理解できてません、が実際に運用が始まったら分かるかもしれません。
LOVEは日本時間2021年11月19日 午後17:00から発行価格1LOVE=14ドルで取引が開始されます。
割引債の仕組みの導入
表現としては債券を割引価格で発行する、という風にWebsite上にあったので、割引債のイメージ。
つまり額面よりも低い価格で購入できるので、最終的に償還を迎えると、割引価格分だけ得をすることが出来ます。
これをHunnyDAOに置き換えます。
最初に、権利確定期間、償還期日、販売価格等が決まったLOVEを購入することになります。
支払手段はBUSD-LOVEのLPトークン、BUSD、BNB、HUNNYです。
※近日中にHUNNY-BNBのLPトークン、HUNNY-BUSDのLPトークンが追加される予定
このとき、LOVEの販売価格は通常よりも割引きされて設定されており、支払手段に用いたトークンの価格よりも多くのLOVEを購入できることになります。
ただし、このLOVEはすぐには販売できません。
定められた権利確定期間になると少しずつ請求して手に入れることが出来ます。
最終的に償還期日がくると全額が戻ってくることになります。
以上より、当初は割引価格で購入できるが、最終的にはLOVEで返ってくるので、利回りはLOVEの価格に依存することになります。
ここで私は、「え、結局LOVEの価格依存なの?」と思いました。
ステーブルコインやBNB等のコインでないと、価格が不安定なことが多いので。
この価格の不安定さに対する不安を解消するために、上で述べた「LOVEがペッグされている」ということが活きてきます。
開発チームにはLOVEを売却するのと同時に、ユーザーが売却したBUSD、BNB、HUNNYが蓄えられています。
これらの蓄えられた資産によってLOVEの価格を裏支えすることで、LOVEの価格を安定させます。
HUNNY自体も供給数の上限があるため、基本的には価格の下落に耐性があるデフレトークンです。
発表された内容では、このような仕組みで最低限1LOVE=1BUSDの価格は担保するという風にありました。
このLOVEのペッグにより、ユーザーはリスクを定量化することが可能になります。
また、LOVEによるHUNNY経済圏が活発化すればするほど、この担保額は上がっていくことになります。
HUNNY保持者のメリット
HUNNYもHunnyDAO経済圏の中に組み込まれています。
HUNNYを支払ってLOVEを手に入れることが可能ですし、何より、
とHunny Financeが言っているため、HUNNY保持者はこれまで以上の利益が得られる可能性があります。
HunnyDAOの発表を受けてか、HUNNYの価格は上昇中。
といっても、フラッシュローン前の1/5程度の価格なので、絶賛買い時かもしれません。
最後に
HUNNYに関しては、ズルズル落ち続けて終わることはないと思ってましたが、今後に向けて明るい材料が出てきて良かった!
気になるのはLOVEがどんな値動きをするのか。
発行価格が1LOVE=$14で、先ず開発チームによって保証される価格が1LOVE=1BUSDということで、最初上昇したのち、下がってきそうな気はする・・・。
うーん、悩ましいですね。
いずれにせよ、社畜の私は、発行時間の17時に買うことはできないので、大人しく買い時を伺うことにします。
HunnyDAOに期待!