メタバースなのか、メタヴァースなのかも分からないけど、とにかくFacebookがMetaへの改名を発表したのを皮切りに、Metaverse関連トークンの値上がりが止まりません。
私もVEMPやPOLCを持っていたので、結構な恩恵に預かりました。
が、この文を書いている時点では、そもそもMetaverseが何か知りません。
それで恩恵に預かれるんだから、ありがたい世界や。
ただ、ザッカーバーグが決意したレベルなので、一応知っておこうという気になりました。
目次
Metaverseとは
インターネットを通じて人々が共有できる仮想環境のこと。
仮想通貨・拡張現実(AR)・仮想現実(VR)・ソーシャルメディアの側面を併せ持つ。
一例として、2021年8月に歌手のアリアナ・グランデがフォートナイトというゲームの中で仮想のライブを行ったりもしました。
また、意訳ですが、ザッカーバーグ氏は10月28日に公開した"Founders Letter, 2021"にて、「Metaverseでは想像しうることは何でもできる。従来のコンピュータや電話とは全く違った体験として、家族との集まり、通勤、学習、遊び、買い物、創造をすることができる。将来には、ホログラムとして瞬時に出社したり、家族で集まったり、友達とコンサートに出かけたりできる」と述べています。
このように仮想世界と現実世界のよりリアルな融合を目指すものがMetaverseであり、インターネットの進化した姿として期待が高まっています。
拡張現実(AR)・仮想現実(VR)がどこまでいっても現実、仮想それぞれの領域に留まるのに対し、Metaverseはその境界を無くす志向を持つ点で異なります。
ブロックチェーンとの融合
ザッカーバーグの述べているMetaverseの在り方は、映画で観る近未来技術のイメージでしたが、いまいちブロックチェーンとどう親和性があるのか分からないので、具体的にMetaverseトークンとされているものとしてDecentralandを紹介します。
Decentraland(MANA)
DecentralandではネイティブトークンであるMANAを用いて、x,y座標で特定されるイーサリアムコントラクト上の区画(LAND)をデジタル資産として購入することが出来ます。
現実世界での土地を購入するのと同じことがブロックチェーン上で行われる訳です。
この購入された土地・区画はユーザー所有のものになるので、自由に名前を付けることも、土地・区画を誰かに販売することも、また現実の土地と同じように貸し出すことも自由です。
購入した土地・区画で独自のコンテンツを提供し、収益化することも可能です。購入者の土地・区画なので、そこにDecentralandが関与することはありません。
下は区画・土地の俯瞰図です。
このようにして創造されたブロックチェーン上の街をビジュアル化して、装飾したユーザーのアバターが自由に歩き回ります。
ゲームのシムシティのようですが、仮想世界だけに留まらず、一種現実世界の経済活動でもあるところが、Metaverseなんですね。
最後
ようやくMetaverseの概要が見えました。
誰しもが夢見る世界を実現しようとする試みがMetaverseだと感じました。
まあ、肉体的な実感が伴わない世界なら少し寂しいような気がしますが。
仮想通貨との親和性は高そうなので、ここ数日瞬間的に関連トークンの価格が噴き上がりましたが、この先何年も息の長いトレンドになりそうです。
ただ仕組みがひたすら難しい。
最初はvEmprire DDAOを調べようと思ったんですが、内容が難しすぎて投げました。
体力充分のときに改めて調べてみるかもしれません。
ちなみにvEmpire DDAOはDecentraland世界に深く関与することが目下の目的のようで、Metaverseトークンが持つ世界観が交わることもあるようですね。
そんなとこ!