最近、BSCの取引量の増加からネットワークの混雑を感じます。
ガス代を取られた上に失敗したときの憤りといったら。
なので、ネットワーク混雑時の対処法を簡単にまとめました。
目次
対策1:別のRPCエンドポイントを設定
MetaMaskユーザーの場合、ネットワークのRPCURLを編集できます。
このネットワークのRPCURLによって混雑状況が異なるため、比較的混雑の少ないRPCURLに変更して取引を再実行することで解消される可能性があります。
使用できるBinance公式のRPCURLは以下に一覧が有ります。
推奨されているのは以下の3RPCURLです。
- https://bsc-dataseed.binance.org/
- https://bsc-dataseed1.defibit.io/
- https://bsc-dataseed1.ninicoin.io/
また、それぞれのRPCURLの応答速度(ms)の状況を確認できるサイトが有ります。
応答速度なので、数値の低い方が処理が早いです。
よって、RPCURL(なるべく推奨)の中で比較的応答速度の早いものに変更してあげることが対処法になります。
変更手順は以下です。
1.地球儀をクリック⇒設定⇒ネットワーク
2.Binance Smart Chainを選択肢、新規RPC URLに変更URLを指定の上、保存
対策2:ガス代を7-10に上げる
デフォルト設定ではガス代は5で設定されてますが、これを7-10程度に上げることです。
これにより、よりパフォーマンスの高いノードに処理してもらえる確率が高まります。
当然取引に伴うコストも高まるので、取引の成功を優先したいときだけ使いましょう。
MetaMaskを利用している場合は、取引実行のポップアップから「編集」⇒「Edit suggested gas fee」⇒「Gas price」(5を7~10に変更)⇒「保存」で変更できます。
対策3:リセット
取引が処理されなかったり、拒否されたりして、にっちもさっちもいかない場合、ノンス値が間違っている可能性があります。
そのときはMetaMaskのアカウントをリセットすることで、BSC取引履歴を更新し、正しいノンス値を再計算してくれます。
手順は右上の地球儀⇒設定を押下するとこまでは対策1と同じです。
そのあとで、詳細⇒アカウントのリセットを選択します。
以上、対処法の3つでした。
いずれも残高が失われたりすることはないので、混雑に困った際は試してみてください。